BHでもお世話になってる秋保でキャンプしてきました~。
温泉街から車で10分くらいの施設だったんですが、過去TOP3に入るくらい快適な施設でした~。
合宿とかにもおススメです。

20人くらいは入れる居間。おばあちゃんちの匂いがする。

ピザ窯のあるガレージ、コンロ類も完備

夕飯は手作りピザに牛のビール煮、ローストポーク(肉ばっか)
んで、夜はゲームをしたり仕事の話をして盛り上がったんですが
話題はなぜか人生ゲームに。
「あれって全然リアルじゃないよね?」
『あんなに簡単にスポーツ選手になれねぇよ!』
「お花屋さんとか、あんなに給料いいわけない!」
『子どもが生まれた時の手当ても所得連動型にすべきだ』
「一定所得以下になって子どもがいたら就学援助を申請させてほしい!」
とか、もう職業病ですよね笑
ここでうちの社長が一言。
「保険とか、社会保障制度の存在とか申請方法ってどこでも習わなかったよね」
確かに僕自身もそういったものを学んだ記憶はなく、
現社や政治の授業でも基本的にはテストの点数をあげるための暗記で現実社会で生活するための
知識的な部分はほぼ身につきませんでした。(自身が不真面目だったのもありますが…。)
その一方で高校や大学を卒業したら、ほとんどの人は会社に勤め始め、社会の中での生活が始まります。
ただ、社会保障や税、労働などの知識が乏しいため、いざ自分の勤め先の労働環境が法律に違反してたり
突然の病気でセーフティネットが必要になっても、対応策や制度の利用方法がわかりません。
これってすごい怖いことだと思うんですよね。
権利を持っていたとしても行使の仕方を知らないので、どんどん深みにはまっていく。
人によってはそこから貧困状態に陥るひともいるかもしれません。
日本の教育はいい部分もたくさんありますが、正直ちょっとなって思ってしまう部分もありますね。。
一方で、小さいころから社会の仕組みや市民としての役割をきちんと公教育の中で教えている国もあります。
ヨーロッパの教育が進んでいるのは有名ですが、市民教育の分野でもやはりヨーロッパは進んでいます。

この本はスウェーデンの中学校教科書を翻訳したものですが
事務所にも置いてあるのでぜひ一度読んでみてください。
実社会での法律と権利や消費者教育、社会保障や社会的弱者について。
どれも生きていくためには必要な知識ですが、なかなか日本の学校では教えてくれないことを
スウェーデンでは中学校の頃に学習します。
そして、ただ知識として暗記するのではなくディスカッションやワークショップを通じて体にしみこませていきます。
僕は貧困の連鎖を解消するための根本的解決案のひとつは教育だと思っています。
CFCで活動しているみんなにも是非読んでほしいと思い紹介しました。
たいら