あなたは「社会人がBSをやる」と聞いてどう思いますか?
このたびSMBCの社員がBSとして活動する、新しい試みが始動します。その研修会が行われました。イエ~イ!!
今回ポータルを担当するのはじゅんじゅんとラーメンまんです!
どうもラーメンまんです!! 突然ですが、東京駅広すぎやしませんか?現在も分からず適当に歩いたのが原因かもしれませんが迷いました。焦りまくりながら着きました。 SMBC本社!! で、、、∑(°口°๑)でかい!とてもでかいビルでした。これからここに入るのかと思いながら先に到着していた他ブラシスと合流し、お昼を買ってないことに気付きご飯を大急ぎで買いギリギリセーフ_( ˙꒳˙ )_ 始まりからバタバタしているラーメンまんでした。
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じゅんじゅんです!私は4年間BSを続けてきました。そして、卒業を間近に迫ったこの時期に初めてオフラインの養成研修となりました。BSになるときに参加した養成研修はオンラインで開催され、それ以降養成研修には参加できずにいました。正直なところ、毎回養成研修の開催場所が家から遠くて行っていませんでした笑。参加してみて、もっと前に参加しておけば良かったと思えるくらい学ぶことの多い研修会でした。
では、CFCとして初めての試みである社会人のBSの養成研修の内容をご紹介したいと思います。
<養成研修の内容>
1 アイスブレイク(他己紹介)
SMBCの方と初めての顔合わせということもあり、最初はお互いに緊張の色が見えており、一抹の不安を持ちながら、他己紹介をスタートしました。
他己紹介の流れ
①ペアを組み、それぞれが自分の自己紹介を行う。自己紹介の内容は、名前、好きな食べ物や飲み物、趣味、楽しみにしていること。
②新しいペアを作り、今度は自分の自己紹介ではなく、前回ペアを組んだ相手の自己紹介をまるで自分のことのように相手になりきり話す。
③さらにペアを変えて、直前の相手の自己紹介を話す。
④これを4回ほど繰り返し、最後に答え合わせ。
このアイスブレイクでは、相手の自己紹介の内容をよく聞き、記憶することが必要でした。しかし、忘れてしまうこともあり、様々な内容に捏造されてしまっていました。最後に答え合わせをした際には、「そんなこと言ってない」なんて反応が多くありました。私も内容を間違ったものに変えられ、伝わっていました。アイスブレイクの後に「あの内容は本当?」と答え合わせをするのが面白かったです。途中から笑いが起こるなど和気あいあいと進み、ここで一気に距離が縮んだと感じました。

2 講義
2.1 CFCについて
CFCの活動内容などの説明を吉岡さんが行いました。現役BSは知った内容だったのですが、改めて、CFCについて考えたりできたのはとても良い経験でした。また、SMBCの方が興味を持って話を聞いており、終わった後にCFCについて様々な質問をしているのが印象的でした。
何より、吉岡さんが真剣に講義を頑張って行っているのが見れて良かったです(笑)。

2.2 外部講師による講義
ここでは外部講師にお越しいただき講義をしていただきました。『生活困窮家庭の子どもたちの背景・心理状態を考える』をもとに、実際のデータやエリクソンの心理社会的発達理論、マズローの5段階欲求説を用いて、子どもの持つ背景や心理などを学びました。こちらでもSMBCの社員さんは熱心に講義を聞く姿がとても印象に残りました。

3 シェアリングシート共有
手伝いとして参加した現役BSが、実際に行っている面談のシェアリングシートの共有を行いました。現役BSが、ボランティアを始めた理由と面談の内容をシェアリングシートをもとに共有しました。
一番印象的だったのはSMBCの社員の方がすごい興味を持って質問をしてくださったことです。社会人の目線で面談の内容についての質問をいただきました。そのため、感覚でやっていたことなどを言語化することができ、現役BSとして今までの活動を振り返るとても良い機会でした。

4 面談のロールプレイング
実際の面談の進行を想定できるように、適切なバックグラウンドを設定し、それに基づいたロールプレイングを行いました。
ロールプレイングの前にマジカルバナナというアイブレを行いました。横に広がる会話を求められることが多いこと、それぞれ別の考え方があることを再認識するため行ったと説明を受けました。意外にも好評で、SMBCの社員さんも今後機会があれば使うかもしれないと話してくださいました。
ところで余談ですが、マジカルバナナが流行ったのは1990年代のことらしいです。

閑話休題、ロールプレイングでは、利用者、ブラシス、傍観者の役割に分かれ、それぞれの立場を体験できるように進めました。
回数を重ねるごとに要領をつかみ、独自の視点を取り入れながら進める様子が見られました。そこには、社会人としての経験や視点が反映されており、非常に参考になるロールプレイングとなりました。

5 まとめ
最後にそれぞれが、養成研修を通して考えたこと、学んだことなどの発表をしました。SMBCの社員の方々も私たち現役BSも、お互いに学ぶことが多かったと思います。とにかく無事に新たな試みである、社会人が面談を行う第一歩の養成研修を終えられたのが何より良かったです。
このような内容の養成研修でした。
養成研修の後には懇親会でお酒を飲みながら、よりフランクに話をすることができました。
<感想>
もっと多くの社会人にBSの活動に関わってほしい!
もっと早くこの活動を始めて欲しかった!
SMBCの社員がBSとして活動を始めると聞き、不安に思った人も多いのではないでしょうか。初めての試みである以上、未知の部分が多く、不安を感じるのは自然なことです。しかし、私は今回の養成研修を通して、その不安が払拭されるどころか、むしろ社会人がBSとして積極的に活動してほしいと強く感じるようになりました。
その理由の一つは、社会人ならではの価値観の存在です。BSの面談には正解がなく、多角的な視点で意見を出し合うことが何よりも大切です。社会人が加わることで、学生だけでは得られない視点がプラスされ、今までにはなかった意見や発想が生まれます。実際にSMBCの社員の方々と対話する中で、これまで考えたことのなかった質問がたくさん出てきました。それに答えながら自分の経験を言語化する過程がとても面白く、対話がどんどん深まっていくのを実感しました。この経験を通して、「この活動はさらに面白くなる」と確信しました。
私はもうすぐ卒業するため、この取り組みにもっと早く出会いたかったと感じています。あと1年、2年早くこの企画が始まっていたら、さらに多くの学びを得られたのではないかと悔しく思うほどです。
(いや~こんな面白い企画が始まるならもう数年BS続けたかった~~~)
だからこそ、今後の現役BSには、ぜひ積極的にSMBCの社員の方々とコミュニケーションを取り、多くのことを吸収してほしいと願っています。いや、むしろ私自身がもっと学びたかった!そう思わせてくれるほど、価値のある研修でした。
ぜひ、SMBCの社員の方に事務所で会ったら、話しかけてみてください!!とても良い方々です!!!!
