ミドルマネジメント研修を実施しました!
お疲れ様です、職員の平です。
今日の朝はびっくりしましたね、一気に5年前に引き戻されるような感覚でした。
普段からの備えがホント肝心だと思い知らされましたね。
さて、今日は先日1泊2日で実施したミドルマネジメント研修についての報告です。
CFCの研修といえば、様々な困難を抱える子どもたちと関わる上で必要な、知識やスキルを身につけるものが主流ですが
年に数回このような組織マネジメントに関する研修も実施しています。
そして、今回はCFCの学生スタッフだけではなく、東北で子どもたちのために活動する
ブレーンヒューマニティーとTEDICの2団体と合同で研修を行いました。

今回の研修の目的は
『自分たちの役割・ミッションを落とし込み活動にドライブをかける』
横文字が多くて、わかりづらいですね笑(研修中にもカタカナ言葉が多すぎてわからん!とアンナに怒られました)
要は団体のこと、自分のこと、仲間のことをもっとよく知って、これからの活動をもっとレベルアップさせよう!
って感じです。
参加者はいずれも各団体の現場で中心となって活動している、マネージャークラスの人たちですが
意外とみんな団体のことを自分の言葉で説明したり、自分がどんな役割を担っているか話せないもんなんですよ。
(皆さんは説明できますか?)
そこで、今回は各団体の代表理事や理事などのトップマネジメント層も呼んで
団体のビジョン(実現したい社会像)やミッション(団体理念)をしっかりと現場まで浸透させる時間、
現場の声をトップに届ける時間を皆で過ごしました。
また、団体への理解と同じくらい、意外とみんながきちんと落とし込めていないのが
組織の中での自分の役割を認識することや、自分自身をよく知ることです。
今回は対話のペアワークを通じて、しっかりと自分のことを話す(相手の話を聴く)思ったことをきちんと伝える
(相手の声を受け止める)ことを学びました。
普段一緒に活動をしてる同輩や後輩の意外な一面を発見したり、逆に隠れた自分の一面を指摘されたりと気づきに
溢れた時間となりました。
これらのワークを通し、団体や自己(他者)理解を深めた後に各事業部(団体)のロジックモデルを
夜を徹して作成しました。
※ロジックモデル 「もし~ならば、こうなるだろう」という仮説のもと、資源と活動、成果をつなぎ合わせ
事実が成果を上げるために必要な要素を体系的に図示したもの。

残念ながら、すべてのグループが納得のいくロジックモデルを作成、とまではいきませんでしたが
自分たちの活動を理念や成果と結びつけながら考えることで、より団体への理解が深まったようでした。
最後の振り返りでは、団体での更なる活躍を誓う力強い言葉が多く見られました。


(たいら)
【ミドルマネジメント養成研修実施概要】
■日時
2016年11月12日(土)、13日(日)
■場所
エスポールみやぎ
■プログラム
(1日目)
・チェックイン
・2016年の活動振り返り
・ペアワーク ~自己理解~
・トップマネジメントセッション ~CFCについて~
・ロジックモデル作成
(2日目)
・ポスターセッション(ロジックモデル)
・ミニセッション ~階層別マネジメント~
・チェックアウト
■研修参加団体
・公益社団法人チャンス・フォー・チルドレン
・特定非営利活動法人 TEDIC
・特定非営利活動法人ブレーンヒューマニティー

本研修は、『ドコモ市民活動団体助成事業』からの助成金により実施しました。

